東進衛星予備校レビュー 元塾生が語る

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東進衛星予備校公式HP  https://www.toshin.com/es/

私は,現在は国立大学2年生ですが,受験を行った2年前までは東進衛星予備校にお世話になりました。私が東進衛星予備校にいた頃に受講した講座や衛星予備校のシステム等について説明をしたいと思っております。

<スケジュール>

私は東進衛星予備校には,高校2年生の4月から入校したはずです。私は高校1年生4月からずっと地方の塾に通っていましたが,その塾が東進衛星予備校のフランチャイズを実行していたので,それにあやかったのです。

高校2年生の頃に受けた講義は1つだけでした。もう少し詳しく説明すると,東進衛星予備校で高校2年生とされる時期に取った講義は1つだけだったという意味です。

東進グループでは,10月から新学年扱いが始まります。つまり,高2の10月に取った講義は,高3の3月まで受講できるということです。講座の有効期間は1学年です。

高校2年生の10月からは,私も3年生扱いがされ始め,色々な講座を取っていくことになりました。私は,ユニットというものを決めました。ユニットというのは,講座をいくつも単独で取るのではなく,いくつ講座を取るか枠を決めておき,その枠の中でやりくりするというものです。それ以上講座を取る場合は,別途注文すれば,それは可能です。ユニットを利用すると,年間の東進模試は受け放題になります。

私は,年6講座を取るというセットにしたような気がします。とはいえ,東進衛星予備校の授業は高額です。1つ通期講座(全20回)を取ると,約7万5000円します。そんな人にお勧めで,私も利用したのが特待生制度でした。決められた模試で決められた偏差値や特典以上を取ると,通期講座2講座無料で取ることができます。例えば,進研模試で偏差値80以上等がありますが,これはあくまで目安です。私がその目安を突破した模試がやや特殊な形態であったことから,私は半特待として,1講座無料で受けることができました。

その後は,必要な講座をその都度申し込み,すると2~3日程度で校舎にテキストがくるので,あとは専用のぺージ東進学力POSで受講していくだけです。講座は,校舎でも自宅でも受けることができます。

<受講した講座>

東進衛星予備校講座検索ページ  https://www.toshin.com/courses/

ここからは私が受講した講座とその時期,内容,感想等を述べたいと思います。

英文法Ⅳ 講師:安河内先生 受講時期:2年生春~夏 内容:英文法の知識と運用の仕方

 この講義を最初に受講しました。素材が古いのが気になりました。ただ,内容は本物で,これだけで私は大学受験の文法の基礎をほぼ身につけられたといっても,過言ではありません。受講上の注意としては,確認テストや中間テストに合格しないと,次には進めないようになっているのですが(これは東進の衛星講座全てに共通しています),これが半端なく難しいのです。私の能力が原因かもしれませんが,まじめに復習しても受からないのです。ただ,そのおかげで本気で勉強しましたし,その後の東進の講座の確認テストもおざなりはしなかったです。英文法をここで集中的にできたのは,振り返ってみればよかったのかもしれません。

有名大突破!戦略英語解法 講師:安河内先生 受講時期:2年秋~冬 内容:長文読解

 この講座を2つ目に受講しました。高校2年生の10月に申し込んだので,3年生の終わりまで見続けることができました。長文を読むだけではなく,その後復習も徹底して叩き込まれました。音読を徹底的にやるようになったのも,この講座の影響は大きいです。この講座のおかげだと思われますが,センターの英語150点は必ずとれるようになりました。

難関古文 講師:栗原先生 受講時期:高2の冬~高3の春 内容:古文常識,古文知識の確認,古文読解

 この先生空手が趣味のようですが,喋り方が独特でした。古文の常識や読解,知識の面についてもうほぼ基礎ができているような人は,それほど新しい発見がない,おさらい的なイメージが強いかもしれません。ただ,かなり文語文法の基礎まで解説してくれるので,そうした大学の深い文法知識を要求される人は受けて損はないと思います。

現代文記述・論述トレーニング 講師:林先生 受講時期:高2の冬~高3の夏前 内容:国公立二次,旧帝国大学レベルの問題を用いた記述力の養成。

 あの有名な林修先生の授業です。この授業はかなり重たかった記憶があります。この講座を受ける前までは何となく解いていた現代文,これをきちんと論理的に解説されると,予習していった自分の解答を見て,情けなくなりました。裏を返せば,それくらいことができないと,受験を戦っていけないのだとつよく叩き込まれたような気がします。

ハイレベル日本史Bシリーズ 講師:井之上先生 受講時期:高3の春~高3の秋 内容:日本史Bの通史のおさらい,文化史,土地制度史などの専門史の解説,詳説

 私は,日本史と世界史が受験で両方必要だったのにも関わらず,日本史は高校では勉強できませんでした。センターレベルの日本史は,自力で何とかなりましたが,二次レベルともなると,かなり厳しかったです。そこで,この講座のシリーズを通期講座(20回)だけではなく,通年講座(5回)も受講しました。とはいえ,通期講座だけでも全40回ありますから,大変なんですが。これによって,歴史の大枠はもちろん,細かい用語までマスターすることができました。場合によっては,大学レベルの話まで多少出てくるので,学びなおし講座としても活用できるかもしれません。

東大国語 講師:林先生,三羽先生(当時) 受講時期:高3の秋~(完全には履修できず) 内容:東大の国語の問題

 この講座は,本当に東京大学の国語を理解し,対策を立てるための講義でした。その分かなり重たかったです。特に現代文は重たかったです。古典編については,東京大学の古典がべらぼうに難しいわけではないからか,それほど難しくはなかったです。現代文の話も,どこまでできればいいのかということを意識しながら講義されるので,それも重視すべきでしょう。

東大英語 講師:太先生 受講時期:高3の秋~(完全には履修できず) 内容:東大の英語

 東大の問題,特に読解や要約にフォーカスした講座でした。安河内先生が多読的な傾向があるのに対し,太先生は精読的なイメージが強かったです。ただ,文の情報の受け継ぎや文の構成の仕方などがきちんと理解できました。最後まで受講できなかったのが残念です。東大だけではなく,他の一般受講者にも開放されたような講座を作ると需要はあるのではないかと思いました。

過去問演習講座 私が半特待の権利でもらったのがこの講座です。これは,厳密にいえば,講座ではなく,指定した大学(僕の場合は東京大学)の過去問10年間を全教科解くことができ,本部に送ると採点されて帰ってくるというものです。かなり制度設計としてはよいと思いましたが,おそらく採点しているのがアルバイト等なのだろうと思われ,採点に齟齬があることもありました。質問用紙も送ることができるのですが…という感じでした。信頼できる先生が塾や学校にいるなら,そちらを利用したほうがいいような気がしました。

というのが,私が大学受験の時に利用したものです。最新の情報は,ご自身でお調べください。

 ほかに私の周り受験生で人気があった講義は,ハイレベル化学(鎌田先生),ハイレベル物理(苑田先生),長岡先生の数学(講座名不明)でした。これらは,理系の学生,特に医学部,東工大などの難関大志望の学生に人気がありました。

 いろいろといわれている東進ですが,私の感想としては,料金が高いのは否めないけれど,講座としては質の高いものもありますし,おそらくあとは自分に合ったものをいかにして見つけるか,だと思います。それに対する料金がやはり高いと感じるのであれば,それは致し方ないというしかないと思います。

 私が受けた中では,日本史,現代文,英文法は特によかったと思いますし,これらは,確かに7万5000円の価値があったように思われます。予備校にも,もっと言えば講師にも玉石混交あるというのが現状ですから,それをあとは自分がどう利用するかにかかっていると思います。

 最後に,こんな私に,これらの講座を受講させてくれた私の両親には,深く感謝いたします。

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