思わぬ観光名所秋田県立美術館に行ってきた

2020年2-3月 春の日本海側の東北を巡る旅

公式HP https://www.akita-museum-of-art.jp/index.htm

<目次>

  • 概説
  • 「秋田の行事」
  • 秋田県立美術館
  • 他の展示品
  • メディアラウンジ
秋田県立美術館 撮影2020.3.1

1.概要

まずは,秋田県立美術館に行くことにしました。かなり新しそうな建物でした。

秋田県美術館は,秋田駅から徒歩10分程度のところにあり,久保田城の南向かいにあります。入場料は,一般は210円です。

1階では市民の方の芸術展のようなもの(第45回秋田県周作美術展)が行われていました。そのクオリティーの高さに驚かされました。わが故郷でもあのようなハイレベルであったのかもしれませんが,私は美術,特に絵画には全く関心がなく,歴史系の美術館(例.徳川美術館)に行くことはあれど,THE美術館というようなところには行かないのでわかりません。

書道,絵画,写真,デザイン等の多様な分野の芸術作品が展示されており,その多様性と質の高さに大変驚かされました。

私が来館当時は,企画展で平野政吉コレクションの西洋画展が行われていましたが,この美術館は,平野政吉がコレクションした美術品を受け継いだ公益財団法人平野政吉美術財団が所蔵するものを展示することがメインであるようです。

平野政吉とは何者といえば,秋田周辺の旧家の人間であるようです。秋田周辺で財を成し,その傍らとして以前から興味を持っていた美術品のコレクションをしていたようです。元々は,日本画をコレクションしていたようですが,その後西洋画を主にコレクションしていたようです。そのきっかけとなっていたのが,藤田嗣治氏との出会いであったようです。藤田氏の作品を見た平野氏が交流を持ち掛けたようです。

藤田氏は,生前は日本では,黒田清輝氏を筆頭とする印象派や写実主義が主流となっていたため,あまり受け入れられず,主にフランスで活動をします。その結果,フランス人の奥さんを娶りますが,その後この奥さんを亡くしてしまします。この意気消沈した藤田氏を励まそうと考えた平野氏が秋田に美術館を建設することを考案し,そこで飾る絵の作成を藤田氏に依頼したことに端を発します。そこで描かれたのが「秋田の行事」です。

秋田駅周辺地図

2.「秋田の行事」

この「秋田の行事」は,1937年に完成した,縦3.65m,横20.5mの巨大画です。これは,秋田県の当時の四季の様子,特に有名な行事を描いた大作です。これは,現在でも秋田県立美術館に展示され,同美術館の目玉になっています。これは,とても大きく,よく描かれています。画風が独特であり,鮮烈であり,よく描かれていると思いました。正直,私は美術のことがよくわからないので,詳しいことがよくわからないのですが,強烈なインパクトがあることは間違いないです。

3.秋田県立美術館

秋田県立美術館 入館料 撮影2020.3.1

秋田がこの美術を平野政吉氏のコレクションに依存していることは間違いないようです。ちなみに,どういう状態かというと,秋田県立美術館の沿革を調べると,2013年までは旧平野政吉美術館というものが存在していたようです。この美術館は,1967年に設立されたものですが,閉館し,2013年に現在の秋田県立美術館に移設されたようです。そして,これは安藤忠雄氏によって建設されたようです。

この安藤忠雄氏については,私は詳細については存じ上げませんが,関西出身の建設家のようです。経済的な理由で大学教育を受けてはいないようですが,建築士試験に合格し,国内外の様々な大学で教鞭を執るほどの建築士のようで,最近では国立競技場の関係においても,その中核にいるような人物であるようです。

建造物の見どころとしては,1階から2階に上がる階段です。これは,柱が一切ない螺旋階段です。これがとても珍しく,かつ素晴らしいようです。

また,2階から3階に上がる階段も三角階段であり,これも個人的にはデザイン性が高いと思います。

4.他の展示品

 基本的には,平野政吉コレクションであり,その中で多数なのが,藤田嗣治氏の作品です。そのほかにも,平野政吉コレクション以外の作品や藤田嗣治氏の作品が以外の物もあります。

 例えば,インカ帝国などの発掘品や世界各地出た発掘品,世界の美術品や絵画もあります。ピカソ等の有名画家の絵画もあったと記憶しています。

5.メディアラウンジ

 この場所に行ったときのブログ(https://wsbgreenblog.com/2020/03/07/12/40/11/)にも書いたのですが,私がここに行って一番すごいと思ったのが,展示室外の2階にあるメディアラウンジです。窓の外に水庭があり,その向こう側に久保田城の中にある高校が見えます。この景色が非常にきれいだと思いました。このメディアラウンジは,本などもあるのですが,長期滞在するには,そこにあるカフェに入る必要があります。ここの料金は,ホットコーヒー1杯500円するので,かなり高いとは思いますが,ここでゆっくりと景色を見ながら,本等を読みながら,ソファに座りながら,その景色を見ながら時間を過ごすというのもよいのではないか,と思いました。

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