現役国立大学生が教える英語の学習法

勉強

こんにちは

今回は,英語の学習法について,私の実体験を用いながら見ていきたいと思います。とはいえ,私は,英語が苦手でしたので,どこまでお役に立てるかわかりませんが。参考程度に私の受験本番の点数は,センターR 175点/200点 センターL 28点/50点 二次試験 51%でした。

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  • 単語を覚えるのはマスト!
  • 英熟語は,そこまで神経質にならなくてもいいんじゃない?
  • 文章を多く読むことは大切!
  • 音読は,効果はあると思う!
  • 情報のバトンという考え方
  • 英作文は,和文和訳をどうするか?

単語を覚えるのはマスト!

英単語は,やはり覚えるしかありません。これがないとかなり厳しいと思います。とはいえ,実際は覚えるのは難しいし,覚えようと思えないものです。しかし,覚えないといけないものですから,どのようにするのかと考えるところだと思います。そこで,私が行っていた工夫をいくらかお伝えしたいと思います。正直,おそらく気休め程度でしかないと思いますが。

強制力に従う

学校や塾等で単語テストを行うところは多いのでしょうか。そして,塾や学校によっては,合格しないと,或いは一定程度の習熟度に達しなければ,ペナルティがあるところもあるでしょう。私は,それくらいがちょうどいいと思っておりますが。強制力が伴うと大半の人がやるのではないでしょうか。私もそのようなことがされましたが,再試があるとか,評定が下がるとかこのようなことが為される場合あるのではないかと思います。これを利用し,覚えるというのが一番良いように思います。確かに,1回で覚えられないという批判はあるかと思いますが,一夜漬けや詰め込みとはいえ,一度覚えたものは,復習すれば基本的に思い出すというのが私の持説ですから,詰め込むことにも問題はなく,逆にそれを逆手にとって覚えてしまおうと思っていたわけです。

これは,色々なこと全般に言えることであると思いますが,ベストな環境を作ることに注力し過ぎないことが大切であると思います。確かに,自分の努力の効果を最大化するために努力することは大切であり,そこに注力するということに対しては,私も賛成します。しかし,それを意識しすぎるがあまり,何もやらないというのは恐ろしく勿体無いことです。現実的に見て,自分の環境とベストな努力法をうまく調整し,そこで努力する,そしてどちらかの要素に変化があった場合,直ちにその調整を試みるということを行うことがよいと思われます。

2.一度に多くの単語を覚える

私は,一度に大量にとりあえず覚えるということをやっていました。なぜかといえば,私にはこの方法が,頭にとっても,心にとっても向いていたからです。1.で述べた通り,学校の単語テストの追試や塾での単語テストをやることにより,短期間で300~600語覚えていました。単語を覚える作業に時間をかけるのはもったいないと思われる人は多いと思いますし,私自身もそう思いました。ですから,完全に覚えるというところまでは,自分自身に課さず,短期記憶で,その場を凌ぐということを考えていました。

3.記憶を維持させるために,隙間時間を利用する。

とはいえ,2.の方法で全て覚えきることができる程私の脳みそは優れていません。ですから,その記憶を焼失させない作業が必要になるわけです。それには,隙間時間を利用しました。私は自転車通学(片道15㎞)でしたから,隙間時間はあまりありません。しかし,父の職場が高校に近かったこともあり,たまに車で送ってもらっていましたから,その時や,寝る前等の隙間時間を見つけては,単語を覚えるようにしていきました。

4.から暗記したら,どんどん使う。

そしてもう1つ重要なのは,使うことです。使うというのは,長文を読んだり,英作文をしたり,リスニングをしたりして,実際に覚えた単語を用いるということです。頻繁に出てくる単語の意味は忘れにくいものですから,文章を読むことにより,定着させるという意味合いもあります。が,それだけではありません。単語帳にも例文は載っているとはいえ,あれは1文のみです。文脈の中でどのように用いられるのかということを確認することも非常に大切ですし,それをすることにより,単語の意味も定着されていきます。単語の意味とはいえ,文脈により当てはめるべき日本語は異なります。ですから,このような意味合いを持つというニュアンスのようなものを把握できれば足ると思ってもらってよいと思います。

5.英熟語は,そこまで神経質にならなくてもいいんじゃない?

英熟語というのもありますね。覚えるべきものと認識されています。しかし,私はこれはあまり神経質にならなくてもよいのではないかと思っています。英熟語の大半は,単純な単語の組み合わせであり,直訳的な意味を確認した後,自分でもう一度日本語を組み立てやれば問題ないと思われます。ですから,改めてきちんと覚える必要はないと思われます。

とはいえ,一部の英熟語は,「どうやったらそういう意味になるん?」と突っ込みたくなるほど,変なものもあります。そういうものについては,きちんと覚える必要があると思いますが,こういうものは逆に「こんなんわかるか!」というようにインパクトがあるものがあると思いますから,さほど覚えるのに苦労はしないでしょう。

しかし,意味が瞬間的に出てこなければ,長文を読む時に使えないといわれるでしょう。だから,そのようにこじつけで覚えるのは使えないと。これについては,反論が可能です。

まず,私は最初に覚える時の話をしているだけであり,長文を読んでその英熟語が多く出てこれば,自然と意味が覚えられるでしょう。出てこないということであれば,それは英熟語を覚えるということに問題があるのではなく,長文読解の問題演習量が足りないということですから,そちらを頑張っていただきたいと思います。

また,仮にこじつけの段階の記憶があったとしても,こじつけというのは単語の意味とこじつけているわけですから,単語が読めれば,そのまま意味が取れる場合が大半であると思われます。問題の解説や英熟語帳等を見ていて,「これを英熟語にする?」というものをよく見かけましたが,何でもかんでも英熟語とする必要は全くないですし,そのようなことは,教える側にとって,指導が楽になるという程度に過ぎませんので,受験生の皆さんとしては,気にすることはナンセンスであると思われます。

このように考えれば,私は英熟語については,このように取り組めばよいと思いますし,思っていました。

文法は大事!早いうちに固める。

「文法は必要ない」,「長文が読めればいい」という主張が為されることがあります。確かにそれは間違いではありません。圧倒的に長文読解の方が,配点が大きいのが受験の常だからです。しかし,これが文法は必要ないという理由にはなりません。文法を固めることにより,文法問題の正答率が上がるのみならず,長文読解の精度,速度向上,そして英作の精度,速度向上が見込まれます。

端的にいえば,全てのベースというわけです。ですから,文法は重要ということです。そして,ということは,早めに文法の基礎を固める必要があるということです。

文法については,良い先生に教わり,体系的な知識を一気に詰めてしまうのが一番効率的です。私は,塾でこのような先生に教わることができ,早い段階で文法を固めることができました。私はその先生方には到底及びませんが,できれば,私もそのような授業ができればと思います。苦手な英語の中で,文法はその中では得意でしたから。

そして,その先生方の授業を受けましたら,音読をすることにより,それを直ちに体得することが大切です。体得というのは,その限りにおいて,先生と同じような説明ができるようになり,そして簡単な例文であれば,簡単に暗唱できるような程度を言います。

文章を多く読むことは大切!

文章を多く読むことは大切です。文章を多く読むことのメリットは,問題演習をたくさんやることにより,問題を解く際のコツがわかることや,時間配分がわかることと思われるかもしれません。

これらは,総じて正解であると思います。しかし,これらは「問題演習」という,文章があり,それに対する問があり,文章を読んだうえで(必ずしも文章を読まなければいけないわけではありませんが),問に答えるという形式をとることによって得られることです。

このことが悪いとは言いませんが,しかし,問題演習という形式をとらずに文章を読むことも,ある意味では意味があります。

いわゆる,文章を読むこと,多読といわれることもあります。これは,文章を読むスピードを上げたり,生きた英語を読むことで,単語の使い方や言い回しなどを学んだりするものです。ただ,これ自体もきちんと効果はあると思われます。単語はわかるけれど,どうも読むスピードが遅い等といった悩みがある方は,隙間時間に見るものを単語帳から英語の本に切り替えるということもありかと思われます。

現在は,コロナで図書館が閉まっていますが,図書館に英語の初心者向けの本や,英語学習の本があり,中にはレベルわけがされているようなものもあります。題材も童話や有名な小説,伝記等読みやすいものも多いですし,日本語で内容を理解しているものもあります。そのようなものからでも,読んでみると良いかもしれません。

音読は,効果はあると思う!

速読化については,多読の他に,音読という方法もあります。これは,リスニングにも効果があると思われます。

音読というのは,文法の学習の際も,文法を体得するためにも有効であるとお伝えしましたが,長文読解の速読化にも有効です。人間は,大抵の場合,脳内で音読をして,それで意味を取っています。単語や文法はわかっているけれど,読むのが遅いという人は,英語から日本語に直し,理解するというスピードが遅いということになります。このスピードを速くするためには,音読をある程度高速で行い,その理解スピードは体に叩き込むということが有効であると思われるのです。オーバーラップやスラッシュリーディングと呼ばれるのが,これに当たると思われます。

また,リスニング対策としては,自分が発音できないものは,基本的には聞き取れませんから,シャドーイングや発音練習等を行い,ネイティブのスピード感に合わせ,聞き取れるようにするのがよいと思われます。

スラッシュリーディング…文章を意味の塊でスラッシュで区切り,そこまでを英語→日本語の順に読んでいくこと。バリエーションとしては,英語→日本語をやったのち,英語→日本語(ノールック)で行うのがよいと思われます。

オーバーラップ…CDをかけ,CDのすぐ後ろを文章を読みながら,音読していくことです。当然,音声は聴きましょう。

シャドーイング…オーバーラップをノールックで行います。

私は,音読により,かなり読解スピードが上がりました。

情報のバトンという考え方

情報の受け渡しという考え方があります。

それは,文は旧情報(既知情報)→新情報(未知情報)という順で流れていきます(例外を除く)。同じ意味の文章を能動形と受動態の両方で書けるとしても,文章の流れを見極めると,どちらしか書き得ないというのが大抵の場合です。

つまり,主語は基本的に既知情報を出すべきであり,いきなり知らないものが主語に来るのは,やや不思議なことなのです。

日本語でも大抵これは当てはまりますから,割とすんなり理解して頂けると思います。

英作文は,和文和訳をどうするか。

おそらくある程度学習が進んだ生徒であれば,典型文であれば,英訳できると思われます。それがどうして,一般の日本語の文章を目の前にすると,怖気づいてしまうのか。それは,「和文和訳」に慣れていないからであると思われます。

つまり,一般に使われる「日本語らしい日本語」から,英訳しやすい日本語にする作業を行っていないから,英訳できないのです。慣れれば,通常の日本語から直接(直接というよりかは,無意識の間にその過程を飛ばしている,と考える方が良いかもしれません)英語にすることができますが,まずは和文和訳を行うようにしましょう。

その訓練として,『ユメサク』が有用であると思います。これを高校3年生の夏か秋ごろからやるといいと思います。尤も,英作文が苦手な場合ですが。

あとは,ある程度数こなすことも必要でしょう。自分の意見の組み立て方や英語の文章の構造,自分のヴォキャブラリーの中で,完結した文章を組み立てる訓練というのは,実際に書かないことにはわからないと思います。

そして,それらは全て英語の先生方に添削してもらいましょう。自己添削はあまりよろしくありません。自分で振り返る分には有効ですが,添削は自分ではなく,或いは自分に加え,英語の先生にやって頂くことをお勧めします。正直,英語の先生の中でも,その腕に千差万別,ピンからキリまであることは承知の上ですが。

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